H30/12/16
平成30年第4回定例会一般質問
中央図書館の次期指定管理者について総括的に質問
〜ツタヤの過去の不法行為は全く議論されていなかった〜
中央図書館を管理するCCC(ツタヤ)は過去にいろいろな問題を起こしてきた。ツタヤ図書館が全国的に問題となったのは、佐賀県武雄市のツタヤ図書館で古本を新本の正規価格で行政に売りつけていたことが分かり、全国に広まった。
海老名市立図書館では、平成27年12月にリニューアルオープンしたが、数々の不法行為や問題行為が発生した。
[1] 選書の中に、「タイ・バンコク夜遊びガイド」という売春のやり方を示すガイドブックが入っていた。市の教育施設でもある図書館にそのような本を置くのは問題である。多くのマスコミに取り上げられた。
[2]TRCがCCCとは一緒に仕事が出来ないと離脱する騒ぎにまでなった。
[3]著作権違反事件が起きた。
・ホームページ・コピペ事件(元画像)→ネットで大炎上しツタヤ図書館は即画像削除
・ツタヤ図書館ホームページ事件
[4]中央図書館の高橋館長の職務外の仕事が多すぎる。和歌山市立ツタヤ図書館など他の市立図書館の立ち上げに走り回っていた。
[5]協定書に謳っている「図書館司書率50%以上」が守られていなかった。
先週開かれた文教社会常任委委員会では、市民団体等から出された「次期指定管理者にCCC(ツタヤ)を指定しないでください」との陳情書の採択の前に、図書館の指定管理者の承認の議決を先に行い、陳情書については 一事不再議の原則で一切審議されなかった。市民のための議会を謳うのであれば、順序が逆ではないか?
個別質問
山口議員
[1]「ツタヤありき」ではないことを事前に市長に確認していたが、この12月議会で次期指定管理者を決定することは、もしツタヤが不合格になった場合は、来年度に間に合わない。「ツタヤありき」ではないか。
[2]審査メンバーを見ると図書館の専門家がいない。
[3]指定管理料を見ると約20億円と大幅に増えている。
[4]過去に目的外使用について子メーターを付けるべきと要求していたが?
結論として、図書館の指定管理制度はグレーゾーンが多い。守谷市立図書館は民間委託になじまないということで、来年度から直営に戻すことになった。海老名市も直営に戻すことも研究すべきである。
海老名市教育長、教育部次長 ()内は山口良樹後援会のコメント
[1]半年かかっても再募集する。(新年度まで3カ月しかないのにできるはずがない。最初から合格させるストーリーと思われる)
[2]税務、労務の専門家に入ってもらった。(魚の目利きを八百屋がするようなもの。正当な評価が下せると思えない)
[3]直営ならばもっと高くなる。(では市の計算ではいくらかの質問に対して、次長はその場で電卓をたたき始めた。算出資料はないと思われる)
[4]国の指定管理の手引きが変わったので、光熱費は子メーターを付ける。4月から稼働する予定。(やっと真面な経費管理を進めるのか)
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