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"市民第一"の視点で市政に取り組みます 

議会リポートREPORT

平成29年第2回定例会 一般質問報告

 

海老名市の法令遵守について

 

行政は法律・条令などを遵守(順守)しなければならない。最近の市政運営を見ていると、法律・条令に抵触しているのではないかと思われる事案事件が多く見受けられる。最近の具体的事例を指摘すると

(1) 5年以上前の下水道受益者負担金の徴収猶予は時効ではないか。市は都市

  計画法75条や民法166条の時効規定の解釈を受け入れるべき。

(2) 最近、随意契約が多いが、契約の妥当性と正当性が無いと地方自治法・会

  計法に抵触する恐れがある。

(3) 市立図書館の平成27年12月発生した著作権侵害事件の際、教育部長の

  見解は不見識極まりない。順法精神に欠ける議会答弁であった。

(4) 3年以上前から事前相談を重ねて来た市内の霊園建設計画が地元の反対運動と議会反対陳情の採択を背景に本申請の6か月前に市条例の規則変更をして建築申請が不許可にしたのは憲法第39条不遡及の原則に反するのではないか。
神奈川新聞「海老名・霊園追加の規制を適用 海老名市、開発計画を不許可」

(5) 市が企画している観光ツアーは旅行業法違反行為である。(以下参照)

 

 市内観光ツアーについて

 


「市内観光ツアー(上記チラシ)」や「白石市の親善視察旅行」は海老名市担当課が窓口となり募集及び申し込みを受け付けているが、これは明らかに旅行業法に抵触している。海老名市担当課は所管課である神奈川県観光企画課に指導を得てはいたものの、指導すべき県も旅行業法施行要領について十分に指導できず、結果的に「無登録営業」状態として違法行為となってしまった。

山口良樹議員はたまたま香川県坂出市の教育委員会主催「健康バスツアー」が違法であるとの報道記事を見て海老名の事例を検証して今回市の違法行為を議会で質問指摘した。また、山口良樹議員は神奈川県観光企画課に対し、神奈川県下の市町村でも海老名市と同様な事例があると思われることから、県下自治体に「旅行業法上の注意」を促す通達を出すよう要請した。

Yahooニュース by 神奈川新聞「海老名市が実施のツアー、法抵触か 無登録で募集」


法令遵守マインドの醸成が必要 

「法律を知らなかったでは済まされないのが法律」である。市長はじめ市職員の法令遵守の姿勢と行政組織及び議会でのチェックの充実が求められる。

議会中継ビデオ(暫時休憩のため途中で映像乱れあり)



 

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