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市民第一の視点で市政に取り組みます

議会リポートREPORT

平成28年第3回定例会(9月16日)正式報告

海老名市立中央図書館高橋聡館長が、
多賀城市立図書館の開設業務を兼務?


管理監督者である海老名市教育長は兼務の実態を知らなかったと議会で答弁


宮城県に本社を置く地方紙「河北新報」の2016年3月20日のWEB記事によると、海老名市立中央図書館の高橋聡館長が宮城県多賀城市の市立図書館開設業務を兼務していたことが判明した。

昨年10月1日指定管理者制度に移行して海老名市立中央図書館がリニュアルオープンしたが、直後から選書問題や分類法の混乱、写真・文章の登用盗作の著作権侵害事件、さらに平成26年度予算未執行など混乱の続く中央図書館の館長が、こともあろうに同時期他市の図書館開設準備に追われていたなど指定管理者の業務実態が明らかになった、事業の掛け持ちで責任ある図書館運営など出来る訳がない。

海老名市教育長は、この事実を知らなかったと議会で答弁。CCC・TRCに年間3億円以上の指定管理費を支払っている海老名市は早急に実態調査をすべきである。


CCC(ツタヤ)に関する疑問はそれだけではない。市議会で質問した。

(1) 平成27年度の収支報告書はA4紙1枚だけで、収入と支出が1円も違っていない。人件費は何名なのか分からない。CCC(ツタヤ)が信頼できる事業者であればいいが、選書問題や著作権問題など、多くの問題を起こしている会社である。市民の税金が無駄に使われているのではないか? 疑問が消えない。教育委員会は詳しい収支決算報告を受けているのか問うた。


教育部次長は、「協定の中で、細かく取り決めており実施内容を確認している。業務内容を仕様書で定めている。指定管理者としての役割を果たしていると考えている。」とのことである。しかし、我々市民に公開されている情報があまりにも少なく、判断できない。

(2) 昨年の選書問題で、教育長から問題の本3冊について貸出を中止すると聞いたし、マスコミでもそう報道されている。しかし、現在貸し出されている。指定管理者が教育長の指示に従わないというのであれば問題である。指定管理者の適格性が問われる。

(3) 直営図書館の時代は7月には発行されていた図書館年報が、ツタヤが指定管理者になった平成26年度版から発行が大幅に遅れ、いずれも発行が10月である。

CCC(ツタヤ)は指定管理者としてあまりにも適格性を欠き、市民の血税の無駄遣いではとの疑念が消えない。疑問が膨らむばかりである。




その他市議会質問について
以下の一般質問の詳細は、市議会ビデオ速報をご覧ください。

1.組み体操の安全対応

市内小学校で骨折事故があった。神奈川新聞で報道された。全国で組み体操で後遺症が残るなど大きな問題が発生している。スポーツ庁が組み体操に対する指針として、安全が確保できないときは、実施してはいけないとしている。組み体操は運動会の華であり、教育的な意義もある。ぜひ十分な安全対策を施してほしい。

神奈川新聞「小学校組み体操で骨折事故」


2.建設部の道路行政について

執行率は63.5%とのことで、非常に低い。

特に、市道62号線延伸(マクドナルド海老名上郷店から”三川の都”及び上郷三丁目へ渡る架橋工事)は大幅に遅れている。用地交渉が難航していると聞いている。地権者は、土地を手放すことはできないが、貸すことはできるなど、それぞれの事情や背景がある。柔軟に対応してほしい。



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山口良樹事務所

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