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"市民第一"の視点で市政に取り組みます

コラムCOLUMN

H29/09/15

図書館の共同運用の動き

 〜図書館の単独運用は限界に来ている〜



文化の核となる図書館の共同運用の動きが地方自治体や大学で始まっていますが、共同運用にはいくつかのステップがあります。


[ステップ1]  隣接市町村の図書館カードを発行・利用

すでにほとんどの市町村が実施しており、海老名市民は厚木市立図書館などの図書カードが入手でき、自由に利用できます。


[ステップ2]  県市内の図書館一括検索システム

名古屋市「まるはち横断検索」

名古屋市図書館が、市内の公共図書館、大学図書館、専門図書館など47館の資料を一括検索できる「まるはち横断検索」★1をスタートしました(平成29年6月2日)。検索だけでなく、一つの図書館として図書や資料を入手できるサービスを受けることができます。
 ★1まるはち ?


[ステップ3]  購買・図書館管理・検索システムなどすべてを共同運用

既報の早稲田大学・慶應義塾大学の共同運用がそれに近いと思われます。共同購入による図書購入費のカット、共同運用による人件費削減、知的資産の共同利用などメリットが大きいといわれています。


「図書館の共同運用」は国内だけでなく、世界の流れです
  参考:  国立国会図書館サイト"Current Awareness Portal"

海老名市立図書館は、[ステップ2]の近隣市との一括検索サービスはすぐにでも実行し、そして将来的には、近隣市との[ステップ3]の共同運用を目指すべきだと思います。


 


山口良樹事務所

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